香港国際マラソン２０１２に参加

２月５日（日）に香港国際マラソン２０１２がありました。毎年盛り上がる大きなマラソン大会で、参加者が６５０００人を超えるアジア最大のマラソンと説明がありました。

尖沙咀の九龍公園からスタート。青馬大橋で折り返し、銅鑼灣のビクトリアパークを目指します。
コースの大半が高速道路で、普段は走ることなどできないコースを十分に満喫できる、楽しいイベントです。
お父さんは、今回初めてフルマラソンに参加しました。
朝、まだ暗い時間に家を出ました。う～ん、まだこの時点ではこの先は未知の世界。

スタートは７時１５分。香港マラソンは、ゴールの足切りの時間が６時間ぐらいなので、途中にある何か所かのチェックポイントで、少しでも遅れをとってしまうと、完走できずに、その場でバスに強制回収されてしまいます。

ようやく明るくなってきたところで、スタート地点に。いよいよスタート。

とにかく、絶対に途中棄権せず、タイムリミットによるバスによる強制回収の事態も避け、「無事に完走すること」を最大の目標に掲げ、未知の４２．１９５Kmの長丁場に向かって、ゆっくりとしたペースで走り始めました。

普段はバスでしか通ったことのない、高速道路を走るのは、本当に気持ち良いです。

青馬大橋の景色も最高。と、このあたりではまだ余裕です。
この日は、気温が高かったので少し暑かったですね。
３０Kmを過ぎると、やっぱり足の痛みが来ます。ここは、Western トンネルの九龍側入り口の下りですが、なかなか足がうまく動きません。

練習では、２０Kmは何度もこなし、３０Kmも一度ジョギングしていましたが、やはり、３０Kmを過ぎてからが勝負ですね。、痛みと、疲れとどっと押し寄せてきます。
見渡すと、このあたりではほぼ大半の人が歩いていました。

トンネルの中は、少し涼しく快適でした。足の痛みはこのあたりが、ピークです。
この後には地獄の、トンネルの香港島側の出口の登り坂が続きます。まるで、壁の様に感じましたが、ゴールまであと少しなので、気合いで乗り切りました。

トンネルを超えると、見慣れた香港島の美しい景色。あとはビクトリアパークまで、ラストスパートです。
最後は、銅鑼灣のそごうの裏の道を通るのですが、買い物客に囲まれながら、必死のラストスパートです。

公園内のビクトリーロードを超え、ゴール。
長～い、４２．１９５Km、タイムもごく平凡なものでしたが、最大の目標であった完走を果たせ、良かったです。本当に楽しい時間でした。

写真の販売サイトなるものがあって、この様に、ランナーの写真を掲載し、販売していました。
なるほど。確かに、道端にたくさんカメラマンがいました。
せっかくだから、どれか１枚ぐらい買おうかな。

みんなで走っている一体感、目標に向かって、必死に頑張り、ようやくゴールした瞬間の達成感。
マラソンがこんなに楽しいものとは思いませんでした。
また走りたいですね。来年が今から待ち遠しいです。

最後は、一緒に参加し、完走した会社の仲間達と記念撮影。
次の目標は、今年の年末のマカオマラソンと来年のこの香港マラソン。

練習はしばらくお休みですが、夏ごろから体を作り始めたら、早くなりそうだな～。